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カテゴリ「植物」の387件の記事 Feed

2016年11月 1日 (火)

ジュウガツザクラ、返り花二種、タコノアシ 他

 秋の色とりどりの樹木の実をはじめとして、写真に撮っていたものをアップすることもなく、時間だけが過ぎ去ろうとしています。まだ賞味期限が残っていそうなもの(今でも見られそうなもの)を選んで、取り上げてみました。

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 ジュウガツザクラ(十月桜)。バラ科サクラ属の園芸種。年に二度、春の3-4月と、晩秋の10-12月頃に咲きます。いわゆる冬桜の一種で、花は白ないし淡いピンク色の八重咲きです。当地では山裾の畑や田んぼの近くに生えています。

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2016年10月20日 (木)

リンドウ、ノダケ、ベニナギナタタケ 他

 昨日はブログの自動投稿を設定していたのですが、eo-blog(会社)の方が午前中いっぱい、メンテナンス作業時間と云う事で、自動投稿されておらず、ご迷惑をおかけしました。
 さて、当地の花については、時間が許す限り、定時・定点観測をしていますが、私が植物観察をはじめてから今までの僅かな年月の内に、ハナイカダ、ツチアケビ、タヌキマメ、キキョウ等々が姿を消していきました。シュンラン、ノカンゾウ、リンドウ、ホトトギスなども、風前の灯です。今回はリンドウを探し歩きました。

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 リンドウ(竜胆)。リンドウ科リンドウ属の多年草。本州から九州にかけて、湿った野山に自生します。今でも田舎の田んぼの周りにはリンドウの花を見ることが出来ますが、これは田んぼの周辺は定期的に草刈が行われるのと関係しています。湿った場所で、よく日が当たる所は、リンドウにとっては好生息環境であるからです。当地ではそうした環境下にあったリンドウは全て姿を消してしまいました。ブッシュを掻き分け、立ち入った山中の僅かに日が差し込む場所で、ようやく見つけたリンドウです。まるで平家の落武者のように、人目を忍んで生き延びていたリンドウを見つけて、嬉しさと共に悲しさをも感じてしまいました。太陽が燦々と輝く、明るい畦で、堂々と咲きたかっただろうに‥。

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2016年10月17日 (月)

ツルニンジン、ナンバンギセル、ホザキシモツケ 他

 各地を散策した時に出会った植物たちです。

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 ツルニンジン(蔓人参)。キキョウ科ツルニンジン属のツル性多年草。全国の山麓や平地の林の中に生えます。別名はジイソブ(爺のそばかすの意)と云い、これは類似種のバアソブ(婆のそばかすの意)に似ていて、バアソブより花がより大きいことに由来します。当地では、私が知る限り、1か所だけ定点的に見られる場所があったのですが、一昨年、雑草刈りに遭って、姿を消してしまいました。先日、全く別の場所で新たに見つけることが出来、2年ぶりの再会となりました。花の大きさは4-5cmと大きくて、ジイソブでしょう。

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2016年10月15日 (土)

カシワバハグマ、コウヤボウキ、ハグロソウ 他

 山合いに入ると、肌寒さを感じるようになってきましたが、それでも藪蚊やブヨの類の攻撃は鳴りを潜めません。この嫌な攻撃が早くなくなれば良いのですが、その頃には花の方も激減しますので、痛し痒しの花探し・山歩きです。

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 カシワバハグマ(柏葉白熊。キク科コウヤボウキ属の多年草。本州・四国・九州に生息する日本固有種です。太陽の余り差し込まない林床に生育し、茎は分枝せず直立します。背丈は50-100cmほどで、秋に花茎を立ち上げて白い糸状の頭花を咲かせます。

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2016年10月13日 (木)

アキチョウジ、アカネ、ツルフジバカマ 他

 各地を歩行訓練を兼ねながら、歩いた時に出会った植物たちです。

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 アキチョウジ(秋丁子、秋丁字)。シソ科ヤマハッカ属の多年草で山の木陰に生えます。分布は、岐阜県以西から九州にかけての西日本です。中部地方から関東にかけての東日本では、よく似たセキヤノアキチョウジ(関谷の秋丁字)の領域となっています。

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2016年10月11日 (火)

タニジャコウソウ、ミズタビラコ

 先日、山歩きを終え、JR加茂駅に戻ってきて改札口を出たところで、鳥と蝶に詳しい Fご夫妻 と久しぶりに再会しました。立ち話では、お二人は京都市右京区の 「水尾フジバカマ観賞会」 からの帰途だったそうで、勿論、目的はフジバカマに群がるアサギマダラの写真を撮りに行かれたのですが、今年はフジバカマの花がよくなくて、蝶々の集まりも良くなかったとのことでした。私もTVニュースで知っていて、天気が良ければ行きたいなぁと思っていたのですが、ご夫妻がもうひとつだったとのことで諦めました。私の足の心配をしてくださったので、「今日は朝から一人で山歩きに行って来ました」と、ご返事したら、順調な回復をとても喜んで下さいました。また再び、ご一緒にウォーキング出来る日を楽しみに待ちたいです。
 さて、各地の低い山々を訪れては、出会った山野草たちです。

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 タニジャコウソウ(谷麝香草)。シソ科ジャコウソウ属の多年草。本州の関東以西から九州にかけて、山の谷間に生息する日本固有種です。草丈1.0-1.5m前後で、基部から株立ち状になって立ち上がった茎は殆どが斜傾しています。茎は木質化し、あたかも低木のような感じです。花色は濃い紅紫色です。

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2016年10月 7日 (金)

カリガネソウ

 パソコンが壊れて、新しいパソコンに取り替えたのですが、壊れたパソコンのデータ・バックアップを殆どしていなかったため、大切に溜め込んできた大量の各種データ(人名録やアドレス、日本史関係の資料、貴重な動植物の資料、鉄道関係の古い写真や資料、登山やウォーキングの足跡であるGPS軌跡データ等々)をなくする破目になりました。デジカメ写真だけは外出するごとに膨大な枚数になるので、定期的に外付けHDDに保存していたおかげで、これだけは無事手元に残りました。他のデータが諦めきれず、大手のパソコン修理業者に相談に行き、なんとかデータだけでも取り出せないかとお願いしました。しかし、後日パソコンを持ち込んでの検査や各種チェックの結果は、HDDに損傷が生じているいるようで、データ救出は不可能との返答でした。5-6万出せば更に専門的な業者でみてもらえるが、多分データ救出は難しいと思われ、費用の無駄遣いになるだろう、と言われて泣く泣く帰って来ました。そろそろ終活をしておく必要な歳ですが、一挙に大事な過去を失ったようで、すっかり気力が萎えてしまいました。雨にならないような日を見定めて、あちこちへ歩きに出掛けては、気を紛らわせています。
 さて、9月末の山歩きで出会った山野草の続きです。

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 カリガネソウ(雁金草)クマツヅラ科(シソ科)カリガネソウ属の多年草。東アジアに分布し、日本では全国の山地の湿った所に自生しますが、生育地は限られているようです。1cmほどの青紫色の花は、花弁が5枚で、下の1枚が大きくて白地に濃紫色の斑点(濃紫色に白の斑点かも)が入ります。オシベは上に長く伸びて、途中でクルッと湾曲する、とてもユニークでインパクトのある花です。花びらの一部を鳥の雁(ガン)に見立てて名付けられたそうです。また帆掛船のような花の形からホカケソウ(帆掛草)との別名もあります。

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2016年10月 5日 (水)

ミカエリソウ、マツカゼソウ

 9/30(金)は晴れたので花探し・山歩きをしたのですが、天気予報では、またもや台風15号が発生し、来週も天気が悪くなりそうです。山歩きの翌々日の10/2(日)は、早朝には小雨が降っていたのですが、7時過ぎには雨もやんで空が明るくなってきました。「これは晴れる」と読んで、電車で某駅まで行き、またまた花探し・山歩きに行ってきました。行ける時に行っておかないと、足の訓練にもならないし、花との出会いも失われてしまいます。
 さて、9月末の山歩きで見られた山野草の続きです。

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 ミカエリソウ(見返草)。シソ科テンニンソウ属の落葉樹。名前にはソウ(草)と付いていますが、本種はシソ科では唯一の樹木です(茎が木質化する)。本州の中部地方以西の山地の林床や谷川沿いに群生します。

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2016年10月 3日 (月)

アケボノソウ

 天候がはっきりしないので、近場を歩くことが殆どです。これだけは見ておきたいと云う秋の花が幾つかあります。しかし「花の命は短くて‥」で、タイミングよく外出しないと、1年間お預けとなってしまいます。もう花期が終わったかもしれない花、ちょうど今頃咲いているはずの花、開花はまだ少し先になりそうな花など、色々見たい花がありますが、何とか1回の外出で効率よく見られないか‥と虫のいいことばかり考えていました。9月末か10月頭なら時期的にも効率がいいのでは‥と自分なりに判断していたら、運の良いことに9/30は「晴のち曇」との天気予報です。思い切って朝から車を飛ばして (もとい、気持は飛んでいましたが、車は交通安全週間中なので慎重に運転して)、狙いをつけていた某地へと向かいました。山麓の僅かなスペースに車をとめ、ザックとカメラを持って、谷川に沿って薄暗い山中へと入りました。結果は大正解でした。もう終わってしまったかもと思っていた「アケボノソウ」に出会い、まだ早すぎるかもと思っていた「ミカエリソウ」も咲き出していて、私が見たいと思っていた数種の希少な花たちに出会うことが出来ました。ブログのトップバッターはアケボノソウです。

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 アケボノソウ(曙草)。リンドウ科センブリ属の越年草(二年草)。全国各地の山の谷間の湿地に自生します。背丈は60-90cmほどで、茎の先端に白い五弁花を沢山つけます。花弁の先端には暗紫色の点々が、花弁の中央には黄緑色の丸い模様が2つ付きます。この模様を夜明けの星空に見立てて、アケボノソウと名付けられました。

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2016年10月 1日 (土)

イボクサ、サワトウガラシ、ヤハズソウ 他

 当地近辺で今見られる野草たちです。

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 イボクサ(疣草)。ツユクサ科イボクサ属の一年草。日本全国、湿地や田んぼの畦で見られます。水田雑草としては、開花は遅い方で、稲刈りの前後に顔を表します。花は淡い紅色ないし紫色の3弁花で、1日花です。花として見れば、大変可愛い花なのですが、繁殖力が旺盛なので、水田害草の代表種にあげられています。葉の汁をつけると疣(イボ)が取れるとのことで名付けられたのですが、真偽のほどは分かりません。

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2016年9月29日 (木)

ツリフネソウ、ハダカホオズキ、ヤブタバコ 他

 最近の週間天気予報は、曇と雨マークばかりで、晴マークが出ることは滅多にありません。日帰りで他所へ訪れてみたいと思っても、これでは予定も組めません。いつになったら気持のよい「秋晴れ」が来るのでしょう。今日も空を見上げて、夕方までは降雨はなさそう、と自分勝手に判断し、束の間の低山歩きに行ってきました。

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 ツリフネソウ(釣船草、吊舟草)。ツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草。過日のブログに、地元で出会ったツリフネソウを取り上げましたが、既に花期は終わっていて、僅かに谷川に一輪だけ残っていた写りの悪い写真を出してしまいました。出会いの記録としての証拠写真でしかありませんでした。本日、訪れたこの山では、今を盛りにとばかりに、膨大な数のツリフネソウが見られましたので、改めてアップし直しました。

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2016年9月27日 (火)

サクラタデ、ヤナギタデ、ボントクタデ 他

 9月初旬にパソコンがつぶれて(起動不能となり)意気消沈です。リハビリ歩行訓練もそっちのけで、なんとか復元できないか、色々と対策を調べては、いじくり回しましたが、復元の可能性は全くゼロとなりました。その間、家内の使っていないノートパソコンを借用しながら、ブログの更新を行ったり、ネット・ショップでパソコンの機種検索をしたりして、新たなパソコンの購入をも検討。大阪・日本橋に出かけて調べてみたりして、ようやく新パソコンを入手。初期設定や、自分の使い慣れたアプリ仕様にするため、不要なソフトの削除やら、新たなソフトのインストールやらで、ここ5日間はパソコンと向き合ったままの生活を強いられました。昨年、Win7からWin10にバージョンアップして以来、起動が重たくなり、1年後にはパソコンが動かなくなるとは、今となっては憎むべきWin10でした。新パソコンのOSは、長年使い慣れたWin7にしました。思い通り使えるようにソフトの入れ替えをしたり作動を確認するためには、まだまだ時間が掛かりそうです。

 さて、今回は丁度今、花が見られる「タデ科の植物」を取り上げてみました。

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 サクラタデ(桜蓼)。タデ科イヌタデ属の多年草。小さな花の多いタデ科の植物の中では、花は大きい方ですが(日本産のタデの中では花が最も大きい)、それでも5mm前後です。勿論、美しさの方は超ダントツ級です。全国の湿地や水辺などに生えます。雌雄異株で、これは雄花。雄花のオシベは花弁よりも長いです。サクラタデは、私がこうした小さな花にも興味を持つキッカケとなった花で、大好きな花の一つです。

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2016年9月23日 (金)

ネコハギ、マメアサガオ、ヒヨドリジョウゴ 他

 晩夏から初秋に見られる野草たちです。

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 ネコハギ(猫萩)。マメ科ハギ属の多年草。茎や葉には柔らかい毛が沢山見られます。全体に毛が多いことや、手触りが猫に似ていることなどから猫ハギと呼ばれます。三小葉の丸い葉がとても可愛いです

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2016年9月21日 (水)

ツルリンドウ、ゲンノショウコ 他

 晩夏から初秋に見られる植物たちです。 

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 ツルリンドウ(蔓竜胆)。リンドウ科ツルリンドウ属のツル性多年草。全国の山地の木陰に生息します。近くに草木があれば絡みつき、なければ地表を這って、50-100cmくらいに伸びます。8-10月頃に葉腋に淡紫色の可愛い花を咲かせます。閉花後は真っ赤な果実となり、花も実もとても美しい植物です。ツルリンドウも当地では余り見られなくなってきました。

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2016年9月19日 (月)

ヤマジノホトトギス、オトコエシ

 勝手知ったる里山歩きばかりで、新鮮味の乏しい植物たちとの出会いが殆どです。昔の記憶を頼りに、仲々当地で見かけることが少なくなった山野草を探してみることにしました。

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 ヤマジノホトトギス(山路の杜鵑草)。ユリ科ホトトギス属の多年草。全国の山林内に生息する日本固有の山野草です。和名は、ヤマジ(山路)で出会う花で、花被片の斑点を鳥類のホトトギス(杜鵑)の胸の斑点になぞらえて、ホトトギスと名付けられました。当地では、絶滅寸前で、自生株も僅か。嬉しい再会です。

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