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2016年9月

2016年9月29日 (木)

ツリフネソウ、ハダカホオズキ、ヤブタバコ 他

 最近の週間天気予報は、曇と雨マークばかりで、晴マークが出ることは滅多にありません。日帰りで他所へ訪れてみたいと思っても、これでは予定も組めません。いつになったら気持のよい「秋晴れ」が来るのでしょう。今日も空を見上げて、夕方までは降雨はなさそう、と自分勝手に判断し、束の間の低山歩きに行ってきました。

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 ツリフネソウ(釣船草、吊舟草)。ツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草。過日のブログに、地元で出会ったツリフネソウを取り上げましたが、既に花期は終わっていて、僅かに谷川に一輪だけ残っていた写りの悪い写真を出してしまいました。出会いの記録としての証拠写真でしかありませんでした。本日、訪れたこの山では、今を盛りにとばかりに、膨大な数のツリフネソウが見られましたので、改めてアップし直しました。

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2016年9月27日 (火)

サクラタデ、ヤナギタデ、ボントクタデ 他

 9月初旬にパソコンがつぶれて(起動不能となり)意気消沈です。リハビリ歩行訓練もそっちのけで、なんとか復元できないか、色々と対策を調べては、いじくり回しましたが、復元の可能性は全くゼロとなりました。その間、家内の使っていないノートパソコンを借用しながら、ブログの更新を行ったり、ネット・ショップでパソコンの機種検索をしたりして、新たなパソコンの購入をも検討。大阪・日本橋に出かけて調べてみたりして、ようやく新パソコンを入手。初期設定や、自分の使い慣れたアプリ仕様にするため、不要なソフトの削除やら、新たなソフトのインストールやらで、ここ5日間はパソコンと向き合ったままの生活を強いられました。昨年、Win7からWin10にバージョンアップして以来、起動が重たくなり、1年後にはパソコンが動かなくなるとは、今となっては憎むべきWin10でした。新パソコンのOSは、長年使い慣れたWin7にしました。思い通り使えるようにソフトの入れ替えをしたり作動を確認するためには、まだまだ時間が掛かりそうです。

 さて、今回は丁度今、花が見られる「タデ科の植物」を取り上げてみました。

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 サクラタデ(桜蓼)。タデ科イヌタデ属の多年草。小さな花の多いタデ科の植物の中では、花は大きい方ですが(日本産のタデの中では花が最も大きい)、それでも5mm前後です。勿論、美しさの方は超ダントツ級です。全国の湿地や水辺などに生えます。雌雄異株で、これは雄花。雄花のオシベは花弁よりも長いです。サクラタデは、私がこうした小さな花にも興味を持つキッカケとなった花で、大好きな花の一つです。

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2016年9月23日 (金)

ネコハギ、マメアサガオ、ヒヨドリジョウゴ 他

 晩夏から初秋に見られる野草たちです。

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 ネコハギ(猫萩)。マメ科ハギ属の多年草。茎や葉には柔らかい毛が沢山見られます。全体に毛が多いことや、手触りが猫に似ていることなどから猫ハギと呼ばれます。三小葉の丸い葉がとても可愛いです

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2016年9月21日 (水)

ツルリンドウ、ゲンノショウコ 他

 晩夏から初秋に見られる植物たちです。 

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 ツルリンドウ(蔓竜胆)。リンドウ科ツルリンドウ属のツル性多年草。全国の山地の木陰に生息します。近くに草木があれば絡みつき、なければ地表を這って、50-100cmくらいに伸びます。8-10月頃に葉腋に淡紫色の可愛い花を咲かせます。閉花後は真っ赤な果実となり、花も実もとても美しい植物です。ツルリンドウも当地では余り見られなくなってきました。

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2016年9月19日 (月)

ヤマジノホトトギス、オトコエシ

 勝手知ったる里山歩きばかりで、新鮮味の乏しい植物たちとの出会いが殆どです。昔の記憶を頼りに、仲々当地で見かけることが少なくなった山野草を探してみることにしました。

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 ヤマジノホトトギス(山路の杜鵑草)。ユリ科ホトトギス属の多年草。全国の山林内に生息する日本固有の山野草です。和名は、ヤマジ(山路)で出会う花で、花被片の斑点を鳥類のホトトギス(杜鵑)の胸の斑点になぞらえて、ホトトギスと名付けられました。当地では、絶滅寸前で、自生株も僅か。嬉しい再会です。

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2016年9月17日 (土)

秋の湿生植物 ~ ヒレタゴボウ、チョウジタデ、ナンゴクヒメミソハギ 他

 湿生植物なんてタイトルにしたのですが、早い話「水田雑草」が殆どです。近くの里山歩きをしていて、昔、夢中になって撮っていた水田雑草たちと再開し、久しぶりに何種類か観察できましたので取り上げてみました。しばらく水田とはご無沙汰していたせいで、一番期待していた水生植物である京都府の絶滅危惧種「ミズオオバコ」は全く姿が見られませんでした。小さな池だったのが、水が少なくなって泥沼のようになっていました。これでは水中で葉や花が育つ環境ではありません。同じく絶滅危惧種の「タコノアシ」も1箇所では絶滅しており、もう1箇所では群生していたものの、相変わらずの泥沼で、とても近付ける状態ではありませんでした。

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 ヒレタゴボウ(鰭田牛蒡)。アカバナ科チョウジタデ属のアメリカ原産の一年草。8-10月に開花。草丈は30-150cm、葉腋に単生する黄色い4弁花は直径約2.5cmと大きくて、よく目立ちます。

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2016年9月15日 (木)

アメリカネナシカズラ、ツルボ、ママコノシリヌグイ 他

 晩夏から初秋に見られる植物たち、その2です。

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 アメリカネナシカズラ(亜米利加根無葛)。ヒルガオ科ネナシカズラ属のツル性一年草。典型的な 寄生植物 で、葉緑素を持たず、葉も退化しています。北米原産の植物で、日本には1970年頃に侵入、アッという間に全国に蔓延しました。日当たりの良い暖かい場所に生息し、8-10月頃に小さな白い花を咲かせます。

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2016年9月13日 (火)

キツネノカミソリ、ヒガンバナ、ノアズキ 他

 退院後、初の外来診察日となり、レントゲン撮影後に主治医の診察を仰ぎました。見せられた写真にはボルトやプレートがくっきりと写っていましたが、「骨折部分はしっかり癒合してきています」とのこと。足のむくみと痺れは依然として残っていますが、歩行時の痛みはほぼなくなりました。問題は歩くスピードが大きく落ちたことで、時速にして2.5kmほど、以前の半分以下に落ちたことで、これでは皆さんと一緒に歩調を合わせて歩くことは無理です。「山にはまだ行けませんよね」と野暮な質問を投げかけると、「まだまだ無理です」と分かりきった答えが返って来ました。今後は1ヶ月ごとの受診となりますが、いつボルトの摘出手術を宣告されるのかビクビクしながら待つことになります。
 さて、日中は、まだまだ暑いですが、朝晩は快適に過ごせる気温となってきました。晩夏から初秋に見られる植物たちです。

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 キツネノカミソリ(狐の剃刀)。ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草。晩夏の花というか初秋の花というか、お盆を過ぎた頃より、地表から花茎だけを伸ばし、その先端にやや赤味っぽいオレンジ色の花を数輪咲かせます。花被片は斜めに開くだけで、そり返りません。オシベは花被片とほぼ同じ長さです。

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2016年9月11日 (日)

ヤブサメ、ルリタテハ幼虫、ゴマフボクトウ 他

 山や里で出会った鳥や蛾などです。

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 ヤブサメ(薮雨、薮鮫)。ウグイス科の小鳥。私が怪我をして入院する前の、7月上旬に某山中を歩いていた時に、突然、小薮の茂みから飛び出してきた鳥です。初めて出会った鳥で、とても可愛く、このままお蔵入りしておいては、出会いの記録にもならないので、あえて復活・取り上げてみました。全長は10cm強、淡褐色でウグイスによく似ています。頭部の羽毛は暗褐色で、眼上部にある眉状の斑紋(眉斑)は明色で明瞭。嘴の基部から眼を通り後頭部へ続く筋状の斑紋(過眼線)は黒く、尾羽はとても短い‥特徴のある鳥でした。帰宅して調べてみたら、ヤブサメと分かりました。

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2016年9月 9日 (金)

蝶々いろいろ ②

 退院して10日間ほどのリハビリ・ウォーク中に、近くの里山周辺で出会った蝶々たち、その2です。

★たてはちょう科の蝶

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 アカタテハ(赤立羽)。年2~4回発生、早春から晩秋にかけて日本各地で普通に見られます。前翅の表側は、黒地にオレンジ色の帯模様があり、白い斑紋も見られます。後翅にもオレンジ色の縁取りがありますが、他の部分はくすんだ褐色をしています。

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2016年9月 7日 (水)

蝶々いろいろ ①

 近くの里山周辺をヨチヨチしながらリハビリ歩きしています。足の腫れは良くなったり悪くなったりの繰り返しで、時々軽い痛みも勃発します。せめて生駒金剛山系くらいへは歩きに出掛けたいのですが、この調子ではまだまだ先が遠いようです。必然ブログ・ネタも近くの里山周辺で出会ったものたちばかりです。秋の気配が漂うなか、まだ色々の蝶々が飛び回っていました。

あげはちょう科の蝶

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 キアゲハ(黄揚羽)。年1~4回発生、早春から晩秋まで見られます。翅の表裏ともに黄色地に黒い帯と線の模様があります。後翅には青や赤の紋も見られます。飛翔力が強く、元気に飛びまわるので、追いかけるのは大変です。ようやく黄花コスモスの花に止ってくれました。

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2016年9月 5日 (月)

ホザキノミミカキグサ、ヌマトラノオ、ノリウツギ 他

 サギソウ観察に出掛けた折に、道中や湿原で出会った花たち、その2です。

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 ホザキノミミカキグサ(穂咲きの耳掻き草 。タヌキモ科タヌキモ属の多年草ですが、日本の場合、寒さで枯れて種子で冬を越すので一年草扱いになっています。ミミカキグサの花はとても小さくて5mm位です。花の後に出来る果実が、萼に包まれ耳かきのような形になるのが名前の由来ですが、ホザキノミミカキグサは丸い形となります。全国34都道府県でRDBに指定されています。近畿のRDB状況‥和歌山県:絶滅危惧Ⅰ類、京都府・奈良県:絶滅危惧Ⅱ類。

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2016年9月 3日 (土)

オミナエシ、キキョウ、サワヒヨドリ 他

 サギソウ観察に出掛けた折に、道中や湿原で出会った花たち、その1です。

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 オミナエシ(女郎花)。オミナエシ科オミナエシ属の多年草。言わずと知れた「秋の七草」の一つとして有名ですが、もう野生では殆ど見られなくなりました。当地でも数年前までは少し見られたのですが、今では白花のオトコエシ(男郎花)くらいしか見られなくなりました。全国17都府県でRDBに指定されています。近畿では和歌山県:準絶滅危惧種、京都府:要注目種。

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2016年9月 1日 (木)

サギソウ

 入院中から気になっていたのが、某湿原でのサギソウ開花状況です。退院するや、すぐに情報収集してみますと、丁度今が見頃とのこと。しかも千株近くが開花していると云うオーバーな情報に接し、なにがなんでも見たくなってきました。某湿原までは車で 〇時間の行程です。歩行訓練だけでなく、車の運転訓練も始めておかねばなりません。台風10号の巻き返しで8月最終週は天候が大荒れになりそうとの予報もあり、思いきって台風到来直前に見に行くことにしました。

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 サギソウ(鷺草)。ラン科サギソウ属の多年草。全国の日当たりの良い湿地に生育する野生ランです。和名はシラサギ(白鷺)が翼を広げた様子に似ていることに由来します。英語でも White egret flower (シラサギの花)と呼ばれています。生息環境は低地の湿地に限定されますが、この自生地の減少(開発による環境破壊)と盗掘により、今や見られる場所が非常に限定されてしまいました。国(環境省レッドデータ)の準絶滅危惧(NT)にリストアップされており、全国47都道府県中、43都府県でもRDBに登録され、うち6都県では既に絶滅となってしまいました。

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