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2016年6月

2016年6月29日 (水)

イシミカワ、ヤブカンゾウ、マツヨイグサ 他

 近くの里山や野を歩いた時に出会った花などです。

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 イシミカワ(石見川、石実皮)。タデ科イヌタデ属のツル性の一年草。日本中、日当たりの良い、やや湿り気のある所に自生します。花の後に出来る 3-5mm ほどの果実は、熟すと鮮やかな藍色となり美しいです。葉は三角形で茎や葉柄に刺(トゲ)が多く、ママコノシリヌグイとよく似ています。この棘は仲々の厄介者で、迂闊に近づくと大変な目に遭います。

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2016年6月27日 (月)

ツチアケビ 開花

 さて、5/12にツチアケビの発芽を確認し、6/4には大きく成長している姿を見て、この調子では3週間後(6/25前後)には待望の開花が見られるはず、と山友さんたちと話し合っていました。ところが、連日、天気予報は「雨マークと曇マーク」ばかりで、外出さえままならぬ日が続いていて、山行の日程が決められません。

★大阪・山友 「ツチアケビを見に行く」 6/22

 ぐずぐずしていると花期が過ぎてしまいます。軒並み「曇時々雨」の日のなかから、エイヤーッで6/22に決めました。当日は「曇天、昼頃から雨」との予報でした。朝からTELで「どうする?」「とにかく行こう!雨が降ってきたら即刻下山!」と云うことで、午前9時30分、予定地に4名が集合し、山へと入りました。

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 結論から言えば、強行して正解でした。とにかく何時、雨が降るか分からないので、お目当ての場所へと急ぎました。黄金色のツチアケビが雑木林の中に見えました。ジャスト・タイミングでした。ツチアケビ(土木草):ラン科ツチアケビ属の腐生植物。日本固有種で、13都県でRDBに指定されていて、近畿では奈良県で準絶滅危惧種に登録されています。

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2016年6月25日 (土)

園芸種の花たち

 普段は写真に撮ることのない園芸種ですが、ちょっと変わった花や、私自身が初見の花、野生種との関連で調べてみたくなった花などに出会いますと、時々カメラに収めています。撮り溜めしておいたので、少し新鮮度が落ちているものもあります。

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 トケイソウ(時計草)。トケイソウ科トケイソウ属の多年草。英名は Passion flower (パッション・フラワー)。 「情熱の花」ではなく、「受難の花」と云う意味です。西欧人は、花姿からキリストが十字架に架けられたのを連想したのが名前の由来ですが、日本人は時計を連想したので、和名はトケイソウです。

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2016年6月23日 (木)

ようやく出会った ヒバリ など

”永き日も 囀(さえず)り足らぬ ひばり哉(かな)"  芭蕉
 
春の季語となっているヒバリ(雲雀)ですが、早春から鳴き声は聞いていたのに、なぜか今年は姿を見付けられず、ようやく対面がかなった時には、もう夏(6月)になっていました。ヒバリは、羽の色がスズメ(雀)とよく似ていて、上空=雲間にいることから、雲雀と書きますが、晴天の空で囀るので日晴(ひばり)と呼ばれるようになったと言う説もあります。決して美しい鳥ではありませんが、スズメ同様に、古くから人間と共に生活してきた親しみのある鳥です。特に、個人的には頭の毛が逆立った、やんちゃ坊主的な可愛い顔が大好きです。さて、ヒバリは古来より和歌や俳句にも詠まれてきて、冒頭の芭蕉の句も有名です。直訳の意味は、「寒い冬を越して、日も長くなり春になりました。ひばりもこの春の到来を喜び、疲れも知らず囀り続け、それでも鳴き足らないようです」と。春には一心不乱に囀り続けるのがヒバリの天命。私もこうありたいものです。与えられた自分の歌を歌って、生を全う出来れば、こんな素晴らしい事はないのですが、私の場合、何が自分に与えられた歌(天命、課題)だったのか、未だによく分かっていません。天命を自覚出来ている人たちが羨ましいです。

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 ヒバリ(雲雀)。ヒバリ科ヒバリ属の留鳥。あぜ道を歩いていたら、足元から飛び出してきました。逃げようともせず、一生懸命囀っていました。まだ人間の怖さを知らず逃げないところを見ますと、春に生まれた幼鳥だろうと思いますが、一丁前に頭の毛が逆立っていました(専門語的には「冠羽を立てる」と表現するそうです)。

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2016年6月21日 (火)

ナナミノキ、シャシャンボ、シモツケ 他

 近くの里山を歩いたときに出会った樹木の花や果実です。

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 ナナミノキ(七実の木)の雄花。モチノキ科モチノキ属の常緑樹。静岡県以西の温暖な山地に自生し、雌雄異株です。別名はナナメノキ(斜めの木)。名前の由来は、実が長楕円形であり、他のモチノキ科の果実と比べ長いことから、長実(ナガミ)の木と言われたのが転訛してナナミノキになったそうです。あるいは、枝を折ると斜めに割れることからナナメノキと呼ばれたそうです。

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2016年6月19日 (日)

ササユリ 2016 ~ ④ 繖山登山 湖東のササユリ と 信長公の遺跡

 「繖山」‥難しい字ですが「きぬがさやま」と読みます。今月の山の会例会は、滋賀県の能登川から安土へと連なる、湖東平野のゆるやかな丘陵地、猪子山(いのこやま)・伊庭山(いばやま)・瓜生山(うりゅうさん)・繖山(きぬがさやま)を縦走します。さて、毎年ササユリの最盛期は6月10日前後と、ほぼ一定していたのですが、今年は例年よりも1週間ほど早く、6月4日前後が一番の見頃でした。昨日(6/11)は滋賀県・甲賀でササユリを見ましたので、滋賀県の開花は他府県よりも遅いように思われ、もしかすると本日も見られるのでは、と期待して歩いたのですが、予想以上に多くのササユリと出会えた山行となりました。

★木津川 山の会6月例会 「繖山・安土城跡」 6/12

 当日はJR琵琶湖線(東海道線)能登川駅に集合。9時30分スタートです。

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 JR能登川駅から歩いて約15分ほどの所にある上山天満天神社の石鳥居が縦走登山口です。この猪子山一帯は、巨石信仰の山です。古代の人達は、奇岩・怪石などは神様が作られたものと思い、神聖な場所として神が宿ると考えていました。大きな船の形をした巨岩を祀る岩船神社や、猪子山頂上付近の巨岩洞窟(岩屋観音を祀る)などがあり、山腹には40基もの古墳群が点在しています。信仰の山ですので、岩屋観音までの道は参拝用に簡易舗装や石階段が施されています。

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2016年6月17日 (金)

ササユリ 2016 ~ ③ 甲賀のササユリ と ジビエ料理

 山友のHさんが怪我をされて、リハビリに励んでおられます。軽い運動~植物園や町歩き、手軽な里山ハイキングなど~にお誘いして、早く元気になられることを願いながら一緒に歩いています。今回は私が毎年欠かさず参加している人数限定・予約制ハイクが行われました。手軽なウォーキングなので、Hさんや山友さんに声をかけて一緒に参加しました。

★JRハイク 「ササユリの魅力と 甲賀武士ゆかりの城跡を巡る」 6/11

 滋賀県には1300余りの城があって、全国では4番目に城が多いところです(琵琶湖という大きな水面を除くと、城の密集度では全国一です)。これは、この地域が大きな権力を持った特定の領主によって一括支配されていたのではなく、それぞれの地域に割拠する小領主たちが相互に連携しながら、その地域を治めていた、地域支配の仕組みが成立していたからに他(ほか)なりません。特に 甲賀(こうか)や、隣国の伊賀(いが)は自治連合組織の仕組みが強固で、同盟関係まで結んでいました。滋賀県の城跡の多さや分布状況には、こうした地域支配のあり方が背景にあります。
 さて、今回のウォーキングは、そうした城跡を幾つか巡り、甲賀の人たちの町づくりの一つ「ササユリ」の花を見物し、お昼には鹿肉と猪肉のジビエ料理を頂くと云う、嬉しい内容です。

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 JR甲賀駅に着くと、いきなり甲賀忍者の手荒いお出迎えです。

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2016年6月15日 (水)

ヤマアジサイ、マテバシイ、クリ 他

 生駒山系を歩いた時に出会った植物の続きで、樹木たちです。

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 ヤマアジサイ(山紫陽花)。アジサイ科アジサイ属の落葉樹。関東以西に分布し、山中の沢でよく見られることから、サワアジサイ(沢紫陽花)とも呼ばれます。花色は生息環境により、白色、青紫色、紅色など微妙に異なります。アジサイは、この微妙な色の変化が素敵です。

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2016年6月13日 (月)

オカトラノオ、イタチハギ、コジキイチゴ 他

 生駒山系を歩いた時に出会った山野草たちです。

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 オカトラノオ(丘虎の尾)。サクラソウ科オカトラノオ属の多年草。日本全国、日当たりの良い野原に自生します。花期は6-7月、茎の先に白い小さな花を総状につけ、下から順々に開花していきます。当地でも幾らか見られますが、ここでは草原一杯に咲いていました。

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2016年6月11日 (土)

ウツボグサ、ダンダンギキョウ、ハナハマセンブリ 他

 近くを散策した時に出会った野草たちです。

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 ウツボグサ(靫草)。シソ科ウツボグサ属の多年草。日当たりのよい山野の湿った草地に自生します。ウツボグサの語源については、牧野富太郎博士の「矢を携帯する道具・靭」からきていると云う説が一般的です。他方「空穂(ウツボ)草」と云う漢字も当てられており、これは花穂の下の茎が中空であることから来ている説で、これも納得できます。

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2016年6月 9日 (木)

ササユリ 2016 ~ ② ササユリ山行

大阪・山友  「ササユリ観賞 山歩き」  6/4

 ササユリが大好きな私は、短い花期を見逃さぬよう、早々と山へと出掛けました。山行自体は13km ほどの歩程でしたが、次から次へと出現するササユリの圧倒的な数と美しさに、登山の苦しさも忘れ、心身ともに癒された山歩きとなりました。

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 ササユリ(笹百合)。日本特産種で、日本を代表するユリです。この花だけは毎年取り上げていますので、説明は無しです。下手な写真ですがササユリの美しさをお楽しみください。

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2016年6月 7日 (火)

コジュケイ、セッカ、ヒバカリ 他

 山や里を歩いている時に出会った鳥や蛇たちです。

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 コジュケイ(小綬鶏)。キジ科コジュケイ属の野鳥。冒頭からピン甘の証拠写真で申し訳ないのですが、私の気持ちとしてはトップを飾りたい鳥でしたのでお許し下さい。生駒山系での山歩きの途中、2回も出会いました。山友たちとワイワイガヤガヤと喋りながら歩いていたので、早々と鳥に察知され、見通しの良い山道から樹林下へと逃げられてしまいました。あわててコンデジを取り出したものの、どんどん奥へと入っていき、後ろ姿しか撮れませんでした。中国原産の外来種で、江戸時代から長崎などには持ち込まれていたようですが、大正時代に狩猟鳥として各地で大々的に放鳥されたのが増えて定着したそうです。ここは国定公園内なので、狩猟される危険もなく、安心して住んでいるようです。

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2016年6月 5日 (日)

ササユリ 2016 ~ ① 当地のササユリ と 山野草

 奈良のブロ友さんの記事を見ていたら「キヌガサタケ」が掲載されていました。ウォーク中に幸運にも出会ったそうです。私も、この時期、キヌガサタケに会いたくて、2回ほどチャレンジしましたが空振りばかりです。当地でも、過去には何度か出会っっているのですが、出現の時期が予測不能で、朝に出現して、僅か半日で昼過ぎには、美しい姿は朽ち果ててしまいます。天候状態を見定め、経験上、出現するであろう場所に見当をつけて歩いているのですが、ヒットする確率は殆どゼロです。今日も出会うことが出来ず、むなしく帰途につく途中、藪陰にチラッと花が見えたような気がしました。もしや‥と思って足を引き返し、確認したら予想通り、ササユリでした。当地では昔に比べてササユリは随分減ってしまい、もう人目に付かぬ隠れた場所で細々と生き伸びている状態です。この場所で見たのは初めてでした。

★ササユリ2016 第1回 

 ササユリ(笹百合)。ユリ科ユリ属の多年草で日本固有種。学名も Lilium japonicum (日本のゆり)、まさに日本を代表するユリです。ユリの原種は世界で100種ほどあり、日本では15種、うち7種が日本特産種です。日本のユリの美しさは世界の百合マニアの垂涎の的で、ササユリやヤマユリが世界に持ち出されて改良され、園芸品種が次々に作り出されています。オリエンタル・ハイブリッドと呼ばれる百合たちがそうです。でも、純粋のササユリやヤマユリの美しさは、やはり世界一です。

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 カラフルな大輪を幾つも並べて咲き誇る外国のユリとは一味も二味も違います。山中でポツンと一輪咲くササユリ。清楚に孤高にたたずむ姿は、山野草の女王と呼んでもおかしくありません。

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2016年6月 3日 (金)

ダイミョウセセリ、イチモンジチョウ、モンキアゲハ 他

 今年のブログでは、多分まだ取り上げていなかった、当地で出会ったチョウたちです。

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 ダイミョウセセリ(大名挵)。セセリチョウ科ダイミョウセセリ属の蝶。日本各地の山地に生息します。関が原を境に、関東型と関西型に分かれます。当地で見られるのは関西型で、後翅にも白斑が見られますが、関東型は後翅には白斑はありません。

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2016年6月 1日 (水)

イチヤクソウ と 冷やしソーメン

★大阪・山友 「イチヤクソウ と 冷やしソーメン」 5/24

 前回は、キンラン・ギンラン・ツチアケビなどを探しに行った山歩きでした。次は、ササユリとツチアケビの花の観賞ですが、それまで少し間があります。そこで今回は、イチヤクソウの花を訪ねたあとは、取って置きの場所に移動して、ゆっくりと自然の中で次なる英気を養う~冷やしソーメンとコーヒーを味う~企画です。

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 イチヤクソウ(一薬草)。ツツジ科イチヤクソウ属の多年草。日本全国の低山の林に自生します。開花期に全草を採集し、風通しのよい日陰で乾燥させたものを、生薬(鹿蹄草=ろくていそう)として用います。 一つの薬草で多くの病気に効くことから、一薬草と名付けられました。

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