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カテゴリ「1日1題 特別編」の33件の記事 Feed

2014年7月29日 (火)

蝶々② ~ ツマグロヒョウモン 雌

 ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)。これもタテハチョウ科の蝶々ですが、オオムラサキと同じように、雌雄で翅色が異なります。雄の翅の表側はヒョウモンチョウ類に典型的な豹柄ですが、後翅のフチが黒くなっていることで、他のヒョウモンチョウ類と見分けられます。一方、雌の前翅の先端部表面は黒色地で、白い帯が横断し、ほぼ全面に黒色の斑点が散っている特徴的な翅色をしていますので、大変見分けやすい蝶々です。もともと南方系の蝶々で、西日本以南でしか見られなかったのですが、地球温暖化の影響で、今は関東、甲信越地方でも普通に見られるようになりました。

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 ツマグロヒョウモンの雌です。

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2014年7月28日 (月)

蝶々① ~ オオムラサキ 雌

 当地でのウォーキング中に、久しぶりに出会った、オオムラサキ(大紫) です。タテハチョウ科に分類される、日本では最大級の蝶々で、「日本の国蝶」となっています。国蝶と云っても、法律で決められたわけでもなく、日本昆虫学会が1957年の総会で国蝶として選出しました。国(環境省)のRDBで準絶滅危惧種としての指定を受けており、41都道府県でもRDBに登録されています。

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 クヌギの樹液を吸いにきたオオムラサキです。近寄りすぎて触覚が画面からはみ出てしまいましたが、人間が近寄っても平然としているあたり、さすがに貫禄十分の蝶々です。翅の裏側(ハネを閉じた時に見える部分)は白色ないしベージュ色で、後翅のオレンジ色の斑点が特徴です。

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2014年7月27日 (日)

びわこ箱館山ゆり園 

 夏場に日本海やマキノ方面へ行く際には、いつも気になっている「箱館山(はこだてやま)ゆり園」でした。ただ、個人で行くとなれば、ゴンドラ&ゆり園入園料が1850円(大人)で、園芸植物に余り関心のない者としては、無理して見ることもないかと毎度パスばかりしていました。ところが、クラブツーリズムの「伊吹山ツアー」も、定番の醒ヶ井の梅花藻見物以外にも、関が原夕食バイキング付きセットや、箱館山ゆり園セット企画が追加されて、バリエーションが増えました。これに便乗すれば、わざわざ箱館山に行く必要はなく、伊吹山での滞在時間は多少カットされますが(伊吹山へは又ゆっくり1日がかりで行けばよいと)、友人と相談して「ゆり園セット企画付き」にしておきました。伊吹山で遊んだ後は、琵琶湖の北端から西側に回りこんで箱館山へと移動です。

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 ゆり園のある箱館山(標高680m)へは、ゴンドラで627mの山頂駅まで、らくらく登頂です。

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2014年7月24日 (木)

伊吹山 ~ イブキジャコウソウ、ヒロハシモツケ 他

 2014伊吹山で出会った植物たちの最終回(7回目)です。

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 イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)。伊吹山で最初に発見され、ここに多く自生しているところからこの名がついています。花はようやく咲き出したばかりでした。石灰石、蛇絞岩、安山岩などの岩場に生え、木本類では一番の矮性で、まるで草のようです。

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2014年7月23日 (水)

伊吹山 ~ ヒヨクソウ、オオダイコンソウ 他

 2014伊吹山で出会った山野草の6回目です。

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 ヒヨクソウ(比翼草)。花を見れば一目瞭然、ゴマノハグサ科クワガタソウ属です。12県でRDB登録、近畿地方では、奈良県・兵庫県で準絶滅危惧種に指定されています。

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2014年7月22日 (火)

伊吹山 ~ ミヤマコアザミ、ヤマタツナミソウ 他

 2014伊吹山で出会った山野草の5回目です。

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 通常、春に咲くアザミはノアザミですが、伊吹山頂付近には、この変種の ミヤマコアザミ(深山小薊) が咲きます。寒冷な日本海気候下の石灰岩地で分化したもので、伊吹山だけの特産種です。ノアザミに比べ、背が低く、刺や毛が多いのが特徴です。

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2014年7月21日 (月)

伊吹山 ~ イブキトラノオ、カノコソウ 他

 2014伊吹山で出会った植物たちの4回目です。

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 イブキトラノオ(伊吹虎の尾)。伊吹山で最初に発見され、特に伊吹山に多いので「イブキ」と名付けられていますが、日本各地の山にも自生しています。白からピンクがかった花を穂状に付けます。雨に濡れて、傾いてる姿が多く見られました。

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2014年7月20日 (日)

伊吹山 ~ クモキリソウ、コバノミミナグサ、キバナノレンリソウ 他

 2014伊吹山で出会った植物たちの3回目です。

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 クモキリソウ(蜘蛛切草、雲霧草)。ラン科クモキリソウ属の多年草です。花茎は直立し、先端に5-15個ほどの花を総状につけます。8都県でRDB指定、近畿地方では、滋賀県で準絶滅危惧種となっています。

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2014年7月19日 (土)

伊吹山 ~ キンバイソウ、アカショウマ 他

 2014伊吹山で出会った山野草の2回目です。

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 キンバイソウ(金梅草)。本州・中部地方および伊吹山の山地の草原に生息する本州特産の植物です。生息地とされる滋賀県・岐阜県・石川県では、いずれもRDBリストに登録されています。花弁のようなのは萼片で、花のシベを取り囲むように細長く立ち上がっているのが花弁です。

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2014年7月18日 (金)

伊吹山 ~ クサタチバナ、ハクサンフウロ 他

 2年ぶりに伊吹山へ行きました。伊吹山は、日本海の冷たい気候と、太平洋の暖かい気候がぶつかり合う所に位置する日本百名山の一つです。標高が低く(1337m)、本来ならば高山植物は存在しない高さですが、典型的な石灰岩地帯であり、冬季寒冷なため、多種多様な花が自生する、高山植物の宝庫となっています。6月に岐阜県側の笹又ルートから伊吹山へ登る予定で、山行ブログ等で情報を収集していたら、ヤマビルにやられたと云う情報に接し、あっさり取りやめて、クラブツーリズム主催の伊吹山バスハイクに変更、友人を誘っての参加となりました。シーズンで混雑するといやなので、一番早い催行日(7/14)に行くことにしました。ところが台風8号以来、晴れる日がなく、連日「曇時々雨」状態が続き、予定日も「雨後曇」の予報でした。当日5時に起床すると、かなりの雨降りでしたが、6時15分に自宅を出る頃には雨も止んだので「雨は降らずに天気はもつやろ」と勝手に判断、荷物になる雨具はザックから取り出して、集合地のJR奈良駅に向かいました。今回からしばらく、伊吹山・山頂周辺で出会った花たちを、順不同でご紹介します。

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 クサタチバナ(草橘)。ガガイモ科カモメヅル属の多年草です。純白のミカンに似た花を付けるのが名前の由来です。雨と霧に打たれて、シャキッとした花姿でなく残念です。

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2014年6月 3日 (火)

当地 春の昆虫事情 ④

 昆虫や鳥類の知識は殆ど無いのですが、里山歩きの時に見かけて、運よく写真に撮ることが出来たものたちについては、出会いの記録として残しています。「当地 春の昆虫事情」も第4回目となり、いったんこれにて幕引きといたします。

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 アカシジミ(赤小灰)。翅の色はオレンジ色で、後翅肛角にある黒い1対の尾状突起は、先端が白くなっています。ゼフィルス(樹上性のシジミチョウの仲間の総称)の一種です。全国7都県でRDBリストにあげられていて、近畿では奈良県で準絶滅危惧種となっています。

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2014年6月 1日 (日)

当地 春の昆虫事情 ③

 今日から6月、もう初夏となります。「春の昆虫事情」第3回目です。花との関わり合いで、鳥や虫たちの名前や習性も少しづつ覚えてきました。色々な虫が見られたのですが、いつもの通り独断と偏見で、自分が気に入ったものだけアップです。

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 ナワシロイチゴに訪花していたダイミョウセセリ(大名挵)。この蝶は、関が原を境目にして、関東型と関西型に別けられ、当地で見られるのは「ダイミョウセセリ・関西型」です。写真のように後裏翅の中央部分に白斑があるのが関西型、白斑がなくて、ほぼ真っ黒なのが関東型です。

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2014年5月27日 (火)

当地 春の昆虫事情 ②

 ハルジオンは、大正時代に北米から輸入された観賞花でしたが、もう完全に雑草化してしまい、人間の目には止めてもらえない花となりました。でも、昆虫たちには、ことのほか愛し続けられている花と云えます。ほんの少し、足を止めて花を見ていますと、ベニシジミ、ツマグロヒョウモン、テングチョウなどの蝶々に混じって、ハナアブ類やハナムグリ類、バッタ類の子どもなどが、次から次へと訪ねてきます。他方、ウマノアシガタは日本在来種で、メタリックとも云える黄色い花は十分美しいのですが、有毒植物と云うこともあって雑草扱いです。この花にも、昆虫たちはえこひいきせずに、訪れています。

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 ハルジオンとウマノアシガタに訪花した ヒメウラナミジャノメ(姫裏波蛇目)です。翅にヘビの目玉に似た丸い紋(蛇の目)があることで命名されたジャノメチョウの仲間で、小さく愛らしいので「姫」、翅の裏側がさざ波のような模様(左写真)になっているので「裏波」と名付けられました。

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2014年5月25日 (日)

スイカズラ

 1週間~10日分ほどのブログ記事を作り置きしておいて、自動投稿設定にしていますが、時には旬の題材も取り混ぜないといけません。かといって、十分な時間もとれず(長時間出歩くことも出来ず)、朝のひと時、近くの里周辺を歩いて探索です。出会う植物たちも、よく知られた植物ばかりですが、ブログネタとしては説明不要なものが多いので(手抜きも出来て)、それはそれで、今の状況では丁度良いのではと思っています。あちこちで、ウツギは蕾が大きく膨らみ、開花も近いです。大好きなヤブムラサキも蕾を付け出し、周囲で スイカズラ(吸い葛、忍冬) の花が咲き出していました。

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 金銀花とも云われるように、咲き始めは白い(銀)花です。花の形が独特で、5枚の花びらのうち4枚はひっついていて上側に反り返り、1枚だけが下側に反り返っています。

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2014年5月24日 (土)

当地 春の昆虫事情 ①

 トンボや蝶をはじめとして、色々な昆虫が目に付くようになりました。これらについては知識も疎く、関心も余り高くないのですが、こと、変わった姿のものや、普段余り見かけないものに出会うと、俄然、好奇心が湧いて、出来るだけ写真に収めています。ただ、植物と違って、相手は自由気儘に飛び回り、動いていますので、私のカメラと腕では太刀打ちできないことを知りながら、無駄な追い掛けをしています。

★キンモンガ(金紋蛾)

 別に珍しい蛾でもないのですが、6-7年前に初めて写真に撮った時は、名前がわからず、突っ込んで調べることもなく、1年ほど放置していました。もう忘れていた頃に、たまたま植物関連の他のブログを見ていたら、花の写真に、この蛾(それまでは蝶々と思っていました)が一緒に写っていたのです。ご親切に「キンモンガ」と名前まで書いていてくれていました。あわてて昔の写真を検索して、キンモンガと名前を付け直すことが出来た思い出のある蛾です。

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 あれ以来、1年に1回くらいは出会っていますが、今でも、黒と黄色のコントラストが美しい姿を見ると、これは蝶々にしてやってもいいのでは、と思うほど綺麗な蛾です。低山地から山地にかけて生息する、昼行性の蛾で、昼間は葉っぱの上で翅を休めていたりして、写真に撮りやすいところも好ましい蛾です。

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