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カテゴリ「1日1題 春の植物」の81件の記事 Feed

2014年8月26日 (火)

クロクモソウ、チングルマ・実、アオノツガザクラ・実

★クロクモソウ(黒雲草)

 日本固有種で、全国の低山から高山にかけて、湿った草地や岩場などに生息する、ユキノシタ科の花です。6都県でRDB指定されています。

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 出会ったのは九合目を過ぎた辺りだけでした。シュロソウのような暗紫色の地味で目立たない花ですが、シュロソウは6弁花に対し、クロクモソウは5弁花です。

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2014年6月28日 (土)

ヒナギキョウ

 先般(6/5)に、キキョウソウ(ダンダンキキョウ)と、ヒナキキョウソウ(ヒメダンダンキキョウ)の2種を取り上げました。毎年、似たもの3姉妹のうち、2種には出会うのですが、あと1種に仲々出会えません。今年は ヒナギキョウ(雛桔梗) と出会えていませんでした。このヒナギキョウは、何故か当地では自生地が限定されていますので、タイムリーにその地を歩かないと見られないのですが、仲々そういうわけにはいきません。結局、先日アップした時点では諦めていたのですが、その後、偶然そちらを歩くことになって、出会うことが出来ました。

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 花茎は、ひょろ長くて 20cm ほど立ち上がります。その先端に青紫色の花を一輪だけ咲かせます。

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2014年5月31日 (土)

里の野草たち ①

 説明不要の手抜きシリーズが続きます。当地の里で、この時期、見られた野草たち第1回目です。名前と写真だけですが、ご覧ください。

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 早くも咲き出していた コヒルガオ(小昼顔)。 ヒルガオとコヒルガオの見分け方は → こちら

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2014年5月30日 (金)

ナワシロイチゴ、クサイチゴ

 当地の山野でよく見られるイチゴ類は、冬場から順に数えると、フユイチゴ、早春のナガバモミジイチゴ、そして暖かくなってくると、クサイチゴ、ナワシロイチゴたちです。ナガバモミジイチゴだけは黄色い実で、あとは赤い実が出来ます。いずれも食べることが可能ですが、前三者の美味しさに比べると、ナワシロイチゴは食味的には一歩劣るようです。ナガバモミジイチゴの花は早春に沢山見たのに、どういうわけか今年は実に出会うことが出来ませんでした。もう、キイチゴ属では一番遅く咲くアンカーの ナワシロイチゴ(苗代苺) が咲き出しました。、5-6月頃の苗代を作る時期に、花が咲き出すのが名前の由来です(ナワシログミがこの時期に実が熟すのと同じ意味合いですね)。

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 ナワシロイチゴは、バラ科キイチゴ属のツル性の落葉低木ですが、木と云うよりは草のようです。ツル性なので傾斜地などでは垂れ下がっていることが多いです。

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2014年5月29日 (木)

山の樹木たち ①

 当分、説明不要の手抜きシリーズです。当地の山中で、この時期、よく見られる樹木の花や実たちです。過去に個別テーマとして取り上げていますので、ここでは名前と写真だけですが、ご覧ください。

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 ホオノキ(朴の木)。オオヤマレンゲ等と並んで、山の樹木の中では貫禄十分の花です。

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2014年5月28日 (水)

ナニワイバラ、ノイバラ

 ナニワイバラ(浪花茨、難波茨)。主に中国の中南部に分布し、江戸時代に難波(なにわ)の商人によって移入されたのが、名前の由来です。野性味があり、非常に丈夫で美しい花が咲く、原種のバラです。園芸種としても、とても人気のある花ですが、九州や四国、近畿地方の一部では、野生化しているものも見受けられるそうです。以前、ご近所さんが植えておられ、とても清楚な姿に魅せられ、名前をお聞きしたらナニワイバラと云うことでした。毎年楽しみに見ていたのですが、樹勢が強すぎて 昨年すべて伐採してしまったとのことでした。

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 枝先の葉腋から直径6-7cmの白色の5弁花を1個、蔓に沿って並べて付けます。

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2014年5月26日 (月)

ツルウメモドキ

 当面は近在で見かけた植物が続きます。ツルウメモドキ(蔓梅擬)。全国の山野の林縁に生え、長さ数mに達する落葉性のツル性植物です。ツル性とは云っても、成長すると太い幹となって一本立ちしているものも見られます。秋の果実は派手ですが、春の花は小さくて黄緑色の地味な花です。

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 大きな楕円形ないし倒卵円形の葉で、互生し、縁には細かい鋸歯があります。葉腋から短い集散状の花序を出し、淡緑色の小さな花を1~10数個つけます。

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2014年5月23日 (金)

ミヤマハコベ

 全国の低山~山地の半日陰の渓流畔に生育する多年草の ミヤマハコベ(深山繁縷)。一般的なコハコベ、ミドリハコベなどは、花の直径は5-7mm くらいですが、ミヤマハコベは10-15mmと大きくて見栄えがする花です。自生地の違いも考慮すると、山野草の一つとして数えてもいいかもしれません。 

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 ハコベ属の中では大形の花です。花びらは5枚ですが、切れ込みが深いので、10枚のように見えます。花柱は3個で、花びらが萼よりも長いのも特徴です。

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2014年5月22日 (木)

タツナミソウ

 これから当面は、ウォーキングも儘ならないので、先日来より、登山は立て続けに4回ほど行きました。当地の里山も、しばらく歩いていなくて、現在の様子は相当変わっていそうです。ふと タツナミソウ(立浪草) のことが頭に浮かび、もう咲いてるのではないかと、コクランの状況確認を兼ねて、里山を歩いてみました。

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 タツナミソウは田の土手などでも出会うことがあるのですが、丁度これから田植えが始まるようで、雑草狩りに遭って、その姿は全くありません。でも予想通り、里山へ入って出会うことが出来ました。

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2014年5月19日 (月)

ツクバネウツギ

 当地での里山歩き、葛城山登山などでは、ツクバネウツギ(衝羽根空木) が見られました。当面、手抜きシリーズが続きますがご了承ください。ウツギの中では、花数も疎らなほうで、円筒形のやや押しつぶされたような花顔が私の好みにも合って、好きな花の一つです。

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 当地のツクバネウツギです。近くの里山では珍しい部類です。ツクバネの由来である5枚の萼片は、緑色の中に先端部分が赤みを帯びていました。

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2014年5月18日 (日)

ギンリョウソウ

 もう1ヶ月ほど前(4/24)になりますが、ブロ友さんの記事で ギンリョウソウ(銀竜草) が紹介されていました。すぐに当地でも確認しに行きたかったのですが、なにかと時間をとられ、ようやく連休前に近くの里山へ出掛けました。ギンリョウソウは単独では生息できず、周囲の樹木やベニタケ属の菌類に寄生・共生していますので、一度出会ったところでは、毎年同じところで見られます。今回歩いたコースでは過去3箇所で生息を確認していますので、順々に廻ってみました。予想通り、3箇所すべてで、落ち葉を持ち上げて顔を見せていました。ところが、ブログネタが他にも次々とあり、ギンリョウソウは昨年取り上げていたことから後回しにならざるを得ません。このままお蔵入りにするか、賞味期限の切れる前にアップするか、迷っていたのですが、家内の手術日も今週となり、昨年取り上げているものなら、写真だけで説明もいらず、手抜き出来そうと思い(すいません)、アップすることにしました。ということで、写真だけ見て下さい。

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 花の内部の周囲に黄色く見えるのがオシベ、中心の青白いものがメシベです。

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2014年5月17日 (土)

ハナイカダ ② 

 5月初めに生駒山系で出会った ハナイカダ(花筏) をアップしましたが、残念ながら開花前の蕾姿でした。いつも、一番花ばかりに、うつつを抜かしていて、ブログ・アップ後に、写真写りのよさそうな綺麗な花に、改めて出会うことが多くて、辛抱の無さが悔やまれることが多いです。まぁ、このハナイカダは、前回は蕾姿だったので、再アップもお許しいただけるものと、自分勝手に解釈して、先日、葛城山登山の折に、開花していたハナイカダを、改めて取り上げてみました。

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 ハナイカダの雄花は、葉の中央に数個の花を咲かせているので、雌花よりボリューム感があります。

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2014年5月14日 (水)

キリ

 山を歩いていますと、時折、木々の合間に紫色の花が見え隠れしています。そういう場合は、殆どが藤の花です。少し開けた所で、空と樹木が見渡せる所で、樹上に紫色の花が見えれば キリ(桐) です。どちらの紫花も春を感じさせてくれます。キリは日本国内でとれる木材としては最も軽く、湿気を通さず、割れや狂いが少ない特性があって、高級木材として重宝されてきました。そのため、(原産地は中国とも云われていますが)日本でも古くから栽培されてきて、各地で野生化したものが多く見られます。成長が早く、幼木の頃には、非常に大きな葉をつけていますので、一目でキリの木とわかります。

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 葛城山の山中で見かけた野生のキリの花。キリの花や葉は、結構、生息環境によって差があるようです。枝先に突き出した円錐花序に、淡い紫色の筒状の花をつけますが、大きな花序もあれば、比較的小さな花序もあります。また筒状の花の内側の模様も紫の筋が入ったものもあれば、殆ど無地のものや、斑状になっているものなど多種多様です。

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2014年5月13日 (火)

レンゲツツジ、ユキグニミツバツツジ

 野坂山地の続きです。山のツツジを見るには時期が早かったので、ミツバツツジぐらいしか見られないと思っていたのですが、このあたりでは一番遅いはずのレンゲツツジが1株だけ、満開でした。もう少しすると、ドウダンツツジ、サラサドウダン、ベニドウダン、ウスギヨウラクなどの個性あるツツジ類が見られるはずですが、花の頃に再び訪問するのは無理でしょう。

★レンゲツツジ(蓮花躑躅)

 樹高1-2mの落葉低木で、花は原則、朱赤(オレンジ)色ですが、花の色が黄色いタイプ(キレンゲツツジ)もあります。葉や花など全木に痙攣毒を含む有毒植物です。牛や馬は食べないので、ウマツツジ、ベコツツジの別名もあります。ツツジ科植物の有毒性は昔から広く知られており、蜜にも毒が含まれていますので、蜂蜜業者もツツジの咲くこの時期には、ミツバチを退避させて採蜜させないのが普通です。

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 4-6月に葉が開くのと前後して、直径5cmほどの漏斗状の花をつけます。葉には皺(しわ)が多く、外側に反り返っているのも特徴です。

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2014年5月12日 (月)

トクワカソウ (イワウチワ)

 トクワカソウ(徳若草、常若草) は、イワウチワ(岩団扇)の一変種で、どちらも背丈は10-15cm程度です。トクワカソウが主に北陸から近畿地方にかけて分布するのに対し、イワウチワは東北から関東の太平洋側の山地に生息しています。両者は、花の形は全く同じで、葉の形が少し違うだけです。早い話、日本海側のイワウチワが、何らかの環境対応をして、葉が少し変形した、とも云えます(あるいはこの逆かも)。従って、学会では同じ種とみなして、トクワカソウとして分けない説が本流のようですが、ここでは一般的に、トクワカソウとしておきます。ちなみに、特若の意味は 「いつまでも若々しい・こと(さま)」 だそうです。葉が常緑であることから付けられた名前と思われます。

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 登山道に入った途端、目に入ってきたトクワカソウですが、山の中腹では殆ど花は終わりでした。花径は3-4cmで、花弁は5裂し、花弁の縁は更に細かく浅く切れ込んで、ギザギザ状です。

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